同定可能性が多くの方にとって無関係ではない理由を紹介!ドラマ『うちの弁護士は手がかかる 第7話』

ドラマ『うちの弁護士は手がかかる 第7話』では、野村聖子(演:安藤聖)が、同定可能性で、テレビ局を訴えます。

実は、多くの人にとっても、同定可能性は無関係ではないので、その理由について詳しく紹介しましょう。

ドラマ『うちの弁護士は手がかかる 第7話』のキャスト

うちの弁護士は手がかかるは、2023年10月13日から放送開始されました。

脚本&演出

  • 脚本:服部隆&おかざきさとこ&西垣匡基&中園勇也
  • 演出:瑠東東一郎&相沢秀幸

登場人物&俳優

ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』の登場人物は、以下の通りです。

香澄法律事務所
天野法律事務所
  • 天野さくら(演:江口のりこ)所長で、杏の姉
  • 大神楓(演:菅野莉央)アンドロイドと呼ばれる弁護士
  • 海堂俊介(演:大倉孝二)勝つためには手段を選ばない弁護士
その他の人物
  • 笠原梨乃(演:吉瀬美智子)蔵前に解雇通告する女優
  • 安藤カオリ(演:安達祐実)蔵前勉のマネージャー時代の仲間
  • 店長(演:本多力)蔵前のいきつけのコーヒーショップの店長
  • 野村聖子(演:安藤聖)冤罪でバッシングされた女性

ドラマ『うちの弁護士は手がかかる 第7話』のストーリー

天野杏は「何か仕事は無いんですか?」といきりたちますが、所長から「仕事は貰うものじゃなくて、取るものよ」と冷たく、突き放されてしまいます。

そこに、野村聖子がやって来て「私が関係する殺人事件をドラマで放送しているのを止めて下さい」と頼み込んで来ました。

その事件は、20年前に『成金老人殺人事件』と呼ばれて、裕福な老人の愛人だった女子大生が財産欲しさに毒を飲ませて殺害したと騒がれてしまったのです。

野村聖子は、その事件の容疑者として騒がれましたが、途中で真犯人が捕まりました。

しかし、真犯人の逮捕はあまり大きく報道されていなくて、身の潔白をあまり証明できなくて、長い歳月をかけて、ようやく騒がれなくなったのです。

女優の笠原梨乃が、ドラマで20年前の事件をそっくりな内容が放送されている上に、真犯人はやはり女子大生というものでした。

真実を捻じ曲げていて、こんなドラマの放送が続いてしまったら、また自分や娘までバッシングされると訴えますが、ドラマの作品では『これはフィクションです』と出ていました。

フェイクションと説明してある以上は、同定可能性として訴えても、勝ち目はあまりなかったのです。

野村聖子は、ドラマの放送中止を求めますが、このような状況で、可能なのでしょうか?

『同定可能性が多くの人にとって無関係ではない理由』

野村聖子(演:安藤聖)が、訴える『同定可能性』とは、誹謗中傷の対象者が、自分と特定される事を言います。

今回の話は、テレビ局が前の事件をドラマにして、事実を捻じ曲げていたので、問題になったのだから、自分には関係がないと思った方は多いでしょう。

しかし、この同定可能性とは、ネットで相手を批判した場合にも採用されるので、あなたが『あの事件の容疑者は許せない』と、ネットで誹謗中傷したとします。

それが、もしも誤った情報を鵜呑みにして、批判した場合には、相手が特定できるような書き方であれば、訴えられる事があるのです。

参照元https://www.authense.jp/defamation/column/defamation/15/

私もブログを運営しているので、気をつけてはいますが、くれぐれも相手を誹謗中傷するような事はやめておかないと、あとでとんでもない事になるので気を付けましょう。

ちなみに、同定可能性により、名誉毀損で訴えられて負けた場合には、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金が課せられます。

ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』全話の予告動画や豆知識

www.akira-movies-drama.com上の内部リンクをタップ(クリック)したら、ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』シリーズの全話のストーリー・予告動画・豆知識・キャストなどを見る事ができます。

平手友梨奈さんとムロツヨシさんが異色のコンビを組んで、次々に立場の弱い人たちを助けていく所は、見応えがあります。

ドラマ『うちの弁護士は手がかかる 第7話』の見所とまとめ

引用:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/

第7話では、ついに笠原梨乃が再び登場しましたね。最初に、蔵前勉を解雇した芸能人だったので、また登場するかと思いましたが、因縁めいた感じの再登場でしたね。

映画やドラマでは、よく過去の事件を題材にする事がありますが、同定可能性で訴える事も可能とは驚きでした。

天野杏は、あまり深く考えず、本気ではなかった言葉を口から出したら、蔵前勉と喧嘩をしてしまいました。

人によっては、絶対に許せない言葉のレベルは違うので、コミュニケーションは難しいものですね。