ミラベル(斎藤瑠希)だけが魔法を授かれない理由!映画『ミラベルと魔法だらけの家』

映画『ミラベルと魔法だらけの家』では、ミラベル(斎藤瑠希)だけが魔法を授かれなくて悔しい思いをするので、なぜ魔法を授かれなかったのか?考察してみたので、参考にしてみて下さい。

映画『ミラベルと魔法だらけの家』のキャスト

 

引用:https://www.amazon.co.jp/

ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』は、2021年11月26日に公開されました。

  • 監督:バイロン・ハワード&ジャレド・ブッシュ
  • 脚本:ジャレド・ブッシュ&チャリーズ・カストロ・スミス

ミラベルと魔法だらけの家の登場人物や声優さんたちは、以下の通りです。

  • ミラベル(声:斎藤瑠希)マドリガル家で魔法が使えない少女
  • イサベラ(声:平野綾)ミラベルの姉で、意地悪な性格
  • フリエッタ(声:冬馬由美)ミラベルの母
  • アグスティン(声:関智一)ミラベルの父
  • ブルーノ(声:中井和哉)ミラベルの叔父で、未来を予想できる男性
  • アルマおばあちゃん(声:中尾ミエ)魔法の家を誕生させた女性
  • ルイーサ(声:ゆめっち)怪力の持ち主
  • ペパ(声:藤田朋子)雨雲を呼べる女性
  • フェリックス(声:勝矢)ペパの夫
  • ドロレス(声:大平あひる)聴力が優れていて、ミラベルの従兄弟
  • カミロ(声:畠中祐)ミラベルのいとこで、変身が得意
  • アントニオ(声:木村新汰)ミラベルを慕う従兄弟

映画『ミラベルと魔法だらけの家』のストーリー

アルマおばあちゃんは、若い頃に盗賊たちに襲われてしまい、夫を亡くしてしまいました。しかも、家もなく家財も少ない状態で、暗くてジメジメとした森で何も希望がない状況だったのです。

そんな時に、ろうそくに魔法の火が灯り、大きな山々ができていき、大きな館が誕生します。外敵に攻撃される事もなく、魔法で出来た館は頑丈で、一族に奇跡的な平穏の毎日が訪れます。

マドリガル家では子供が大きくなったら、魔法を授かる事になっていましたが、なぜかミラベルだけが魔法を授かる事ができませんでした。

そんなある日、ミラベルは魔法の家にヒビが入り、ろうそくの火が消え掛かってしまうのを目撃します。いそいで家族を呼び寄せますが、家族が来た時には、家にはヒビがなく、ろうそくの火も健在だったのです。

家族は「自分が魔法をさずからなかったのだから、いやがらせで嘘をついてきたのだろう」と相手にしなくなってしまいました。

ミラベルは悔しくて、未来を予想できるブルーノに相談をしたら、未来を占ってくれて「魔法は弱まっているので、このままでは家が崩壊する。しかし、君が姉とハグをしたら、魔法の力が強まる」と言われたのです。

それを聞いたミラベルは姉とハグをして、ろうそくの火が強まります。

しかし、アルマおばあちゃんは『またミラベルが余計な事をしているな』と文句を言ってきたので「いつも、おばあちゃんは私を認めてくれない!おばあちゃんのせいで、この家がダメになるんだ!」と叫んでしまいます。

そうしたら、家にヒビが入り、ろうそくの火が完全になくなり、家が本当に崩壊してしまいました。はたして、マドリガル一族はどうなってしまうのでしょうか?

『ミラベル(斎藤瑠希)だけが魔法を授かれない理由』

ミラベルだけが、なぜか魔法を使えなくて、一族から必要とされなくて、悔しい日々を送ってしまいます。

なぜ、このような事が起きたのかと言えば、アルマおばあちゃんが一族のためではなく、魔法の家を大きくする事ばかり考えてきて、魔法の火が灯った重要性を間違えてしまったからでしょう。

最初は、一族の幸せを願っていたのに、一族が幸せになる事よりも、家が大きくなる事ばかりを大事にしてしまったので、魔法が『ミラベル、頼むからアルマの目を覚まさてくれ』と考えて、彼女だけに魔法を与えなかったのではないでしょうか?

魔法が授からない者が一族から出たら、それが考えを改めるキッカケになるし、ミラベルならアルマの考えを改めさせる事ができると思ったのでしょう。

映画『ミラベルと魔法だらけの家』と比較

映画『ミラベルと魔法だらけの家』を制作したディズニーは、以前に『ズートピア』を制作した事もあります。

www.akira-movies-drama.comズートピアでは、新人ウサギ警官のジュディが仕事を張り切りますが、ボゴ所長を怒らせてしまい、キツネにも騙されてしまうのです。

それでも、健気に警察官として頑張る姿や、動物たちが擬人化するドラマは見所が多い映画になっています。

映画『ミラベルと魔法だらけの家』のまとめ

『ミラベルと魔法だらけの家』の感想を詳しく解説します。

映画『ミラベルと魔法だらけの家』のオススメ層

子供向けの3Dアニメという事もあり、やはり若年層向けの映画と言えます。しかし、森や崖などは、リアルに描かれているので、大人が一緒に見ても満足できる方は多いでしょう。

注意して欲しいのは、アルマおばあちゃんが孫にきびしく当たってしまうので、シニア層の方がお孫さんと一緒に見るのは、少し辛く感じてしまうかもしれません。

  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️
  • ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『ミラベルと魔法だらけの家』の残念な所

ミラベルは魔法も使えない事から、人より劣っている少女という設定がありました。そのため、ヒロインとしては、かなり地味な感じもする所があるので、そこはもう少し可愛らしい少女に設定しても良かったのではないかなと思いました。

そして、日本では親よりも祖母のほうが優しく接するケースが多いので、アルマがフリエッタよりもミラベルに厳しく当たるのは、リアリティに欠けてしまうなぁという印象も受けましたね。

映画『ミラベルと魔法だらけの家』の見所

序盤は歌う所が多くあり、ミラベルが陽気に歌い続けるので『いつまで歌う気だ!』と映画館で突っ込みたくなるほどでした。

ところが、途中でミラベルだけが魔法を使えない女性という事が判明して、しょんぼりとする所は、明るかった歌のシーンと良い対比になっていて良かったですね。

そして、ブルーノはホラーのような登場をしてきて、なかなか迫力があって良かったです!

日本で『南国少年パプワくん』というアニメが流行った事がありましたが、あの時はヒセキ眼をもつ一族にあって、一人だけがヒセキ眼を持たなくて苦悩している所があって、それとよく似ているなぁという印象も受けましたね。