映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』では、ターニャ(ベッキー)が、以前から見下していた黒木泰則に恋をしてしまうので、その理由について解説しましょう。
- 映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』のキャスト
- 映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』のストーリー
- 『ターニャ(ベッキー)が黒木泰則に恋した理由』
- 『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』と他の映画を比較
- 映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』のまとめ
映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』のキャスト
日本のコメディ映画『のだめカンタービレシリーズ 最終楽章 後編』は、2010年4月17日に上映されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
映画『のだめカンタービレシリーズ 最終楽章 後編』の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。
のだめ(演:上野 樹里)
野田恵は、オクレール先生に厳しく指導されてしまって、その真意が分からずに苦悩します。
千秋 真一(演:玉木 宏)
野田恵を信じて距離を取って音楽に没頭しようとする千秋真一でしたが、それが思わぬ結果を招く事になります。
ターニャ(演:ベッキー)
今まで恋愛ばかり考えていたターニャですが、彼女の心境に変化が現れていきます。
フランク・ラントワーヌ(演:ウエンツ瑛士)
以前と大きな変化が起きてしまった野田恵を心配するフランクでしたが、その変化を変えられるのは難しいものがありました。
黒木 泰則(演:福士誠治)
黒木泰則は、野田恵と千秋真一の関係に悩みますが、彼が最も気にしていたのは、ある女性でした。
峰 龍太郎(演:瑛太)
恋人である三木清良の晴れ舞台を見るために、コッソリとヨーロッパへ行く事にします。
奥山 真澄(演:小出 恵介)
峰龍太郎と一緒にパリへ来る事になった奥山真澄は、意中の人である千秋真一に会う事が楽しみで仕方ありませんでした。
三木 清良(演:水川 あさみ)
峰龍太郎に会えない時期でも我慢して、音楽に没頭してきた三木清良が、渾身の演奏を披露していきます。
ソン・ルイ(演:山田優)
活動休止中だったソン・ルイが、活動再開する時に共演する相手に千秋真一を選びます。しかし、この行動が野田恵を心配にさせるのです。
映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』のストーリー
千秋真一は、音楽に没頭したくて引っ越しを始めてしまうので、野田恵は、大きなショックを受けてしまうのです。
翌朝になって、千秋真一が野田恵と二人っきりになった所で、ソン・ルイと共演する事を知らせるのです。野田恵はソン・ルイと千秋真一が仲良くする事に強い抵抗があったので、千秋真一は野田恵に知らせなくてはいけないと思っていたのです。
野田恵は何事もなかったかのように振る舞いますが、学校へ向かうバスの中で「先輩のバカ、仕方ない事じゃないですか」とつぶやきます。そして、遂に三木清良がコンクールに出場して一生懸命になって演奏します。
コンクールが終わったら、ターニャはコンクールに出る事を突然言います。それを聞いたフランクや千秋真一は微笑んで聞きます。黒木泰則は、それを聞いて「僕もコンクール出るよ。だから一緒に頑張ろう」と言って、ターニャは照れ臭そうに喜びます。
それを聞いていた 奥山真澄達は「そういう事?」とひやかしてしまうのです。
シュトレーゼマンは野田恵に久しぶりに再会するので、ピアノを弾いてくれるように頼んだら、以前とは比べものにならないほど上達した野田恵の実力に驚きます。シュトレーゼマンは、そこで野田恵をデビューさせて共演する事になったのです。
無名の新人である野田恵が巨匠であるシュトレーゼマンと共演する事になったので世界中が騒然となりました。そして見事な演奏をした野田恵は、これ以上の演奏は出来ないと思って、音楽に背をそむけます。
その事をシュトレーゼマンから聞いた千秋真一は無理やりピアノを弾く所まで連れていこうとしますが、野田恵を音楽の世界へ引き戻す事はできるのでしょうか?
『ターニャ(ベッキー)が黒木泰則に恋した理由』
ターニャ(ベッキー)は、以前まで黒木泰則の事を暗くてさえない男だと思って、見下していました。
以前から、ターニャは『自分なんて、いくら頑張っても、音楽の才能がないし』と思っていましたが、黒木泰則から「そんな事はない」と励まされます。
さらに、黒木泰則が音楽にひたむきに頑張る姿を見るうちに、次第に惹かれるようになっていきました。いくら、容姿でときめかなかった相手でも、内面に惹かれる事がありますが、ターニャと黒木泰則はそのような関係だったのでしょう。
もう1つ付け加えるとしたら、ターニャは千秋 真一から厳しく叱責された事もありました。それに引き換え、黒木泰則からは優しい言葉をかけられたのも大きかったと考えられます。
『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』と他の映画を比較
『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の前作では、のだめや千秋真一たちが、ヨーロッパへやってきた所から始まるので、この後編を見るだけではストーリーがよく分からない内容になっています。
そのため、後編を見るのであれば、是非とも全編やドラマなども見ておいたほうが良いでしょう。
前編では、千秋真一がオケと衝突しながらも、なんとか成長させていく所が描かれているので、苦労しているのは、のだめだけではないんだなと感慨深くさせる内容になっています。
映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』のまとめ
『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』を見た感想について、詳しく解説します。
映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』のオススメ層
今作では、のだめや千秋真一だけではなく、ターニャや黒木泰則まで頑張ろうとするので、留学中の方が見たら勇気付けられる内容になっています。
しかも、恋人と離れた異国でも頑張ろうとする三木清良もいるので、遠距離恋愛している方にも、是非オススメしたい映画です。
- 留学している方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 遠距離恋愛している方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の残念な所
ターニャ(ベッキー)と黒木泰則たちが良い関係に発展していくので、是非とも二人が恋人関係になる所まで見ておきたかったなと思う内容でした。
しかも、ラストの終わり方としては『ちょっとなぁ、なんだかなぁ』と思う感じでした。
個人的には、のだめと千秋真一が結婚するシーンも見て欲しかったと思ってしまいましたが、そこへ行く途中で終わってしまいました。こういう終わり方なら、是非とも続編を出して欲しいなぁと思ってしまいますね。
映画『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の見所
のだめカンタービレ 最終楽章 後編では、野田恵が自分で行った事を超えられる自信がなくなって、それより前へ進めなくなってしまいました。
このような事は、多くの方が経験する事だと思います。のだめカンタービレは例え最高の結果を出しても、それに満足しないで、それ以上の結果を出すために頑張らなくてはいけない事を私たちに教えてくれます。
その事がいかに重要であり、難しい事なのか?それを分からせてくれる所が、のだめカンタービレ最終楽章 後編の最大の見所でしょう。