エミリーが最低な男からエゲツない頼みごとをされる？映画『THE RING2』

映画『THE RING2』では、エミリーが最低な男から、エゲツない事を頼まれてしまうので、詳しく紹介しましょう。

日本のホラー映画『リング』をリメイクした『THE RING2（アメリカ合衆国）』が、日本では2005年6月18日に上映されました。

男子学生のジェイクは、クラスメートの女子エミリーを騙そうとしますが、その狙いは上手くいかず命を落としてしまいました。

そのためジェイクはサマラの呪いによって、悲劇的な最後を遂げてしまいます。その頃、レイチェルは呪いから逃れるために、エイダンと共に静かな地方へ引っ越していました。

そこで新たな勤務先である新聞社で、マックスと知り合う事になります。その新聞社の元へ、学生が悲劇的な最後を遂げた情報が舞い込んできました。

その状況はリビングのテレビの前で、顔が普通ではないような情報が伝えられたので、レイチェルは何やら胸騒ぎを覚えました。そしてレイチェルは、問題が起きた現場へ向かって悲劇的な最後を迎えた者の顔を覗き込みます。

そうしたら、人間の顔とは思えない表情をしていて、サマラの呪いである事を確信しました。レイチェルは、変わり果てたジェイクから離れようとしたらサマラが現れてレイチェルの腕を掴んで「見つけた」と言い残したのです。

それからエイダンはサマラが登場する夢を見るようになって、怯えるようになっていきます。そしてエイダンは体調が悪化していき、深夜には怪奇現象まで起きるようになりました。

レイチェルは、マックスに説得されて、息子を病院へ連れていく事になりました。

エイダンは体温が低下した上に傷まであったので、医者たちはレイチェルが虐待をしたのではないかと疑惑の目を向けます。医師からも助けてもらえず、呪いが確実に迫っている中で、レイチェルは息子を守りきれるのでしょうか？

エミリーは、クラスメートのジェイクから「とっておきのビデオがあるんだけど、これは一人で見たほうが怖くて良い」と言われて、早速一人で、そのビデオを見る事にします。

ところが、このビデオこそ、呪われたビデオテープであり、見た者は一週間以内に死んでしまう物であり、それを防ぐにはダビングした物を他の者に見せるしか方法がありませんでした。

ジェイクは自分が助かりたくて、クラスでトロそうと思っていたエミリーを騙して、呪いのビデオテープを見せようとしたのです。

まさに最低な男であり、かなりエゲツない頼みごとと言えるでしょう。

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『THE RING』の続編『THE RING2』は、どちらかと言えば人間同士の醜い部分が上手く描かれていました。

それに比べて、原作の『リング』の続編『リング2』でも、実は沢口香苗（演：深田恭子）が騙されてしまって、命を落とします。

もしかしたら、この人間の汚い部分もリメイクしようとしたのかもしれませんね。しかし『THE RING2』では騙される側が、なんとか生き残れるので、そこは良かったです。

引用：https://www.amazon.co.jp/

THE RING2を見た感想について、詳しく解説していきます。

好意を抱いていた男子が、女子に優しい言葉をかけてきて騙そうとするので、思春期の学生の方には見て欲しい映画ですね。
今まで素っ気無いクラスメートが、いきなり優しい言葉をかけてくる時には、何か裏があるかもしれないと考えられるので、意外と良い人生勉強になるホラー作品です。

エミリーは死なずに済みましたが、ジェイクは本当に最低な男で『なんというクズだ』と絶句してしまいました。

そして、エイダンを診察した医師が『これは虐待ではないか？』と疑うのは、洋画ホラーあるあるなので、もう少し違うシチュエーションも見てみたかったかなと思いましたね。

前作『THE RING』では、日本の『リング』とストーリーがほぼ同じでしたが、今作の『THE RING2』では完全にオリジナルストーリーになっています。

そのため、前作ではストーリーが同じで不満を抱いた方でも、今作のTHE RING2では楽しむ事ができるでしょう。

そして、THE RING2の最大の見所は、オリジナルストーリーとサマラが突然出現するシーンです。その登場の仕方は洋画というよりは、ジャパニーズホラーさながらの演出なので、ジャパニーズホラーが好きな方でも楽しめる演出と言えるでしょう。

その他にも、自分が助かるためにクラスメートを陥れようとした男子生徒や、レイチェルを信用しない精神科医のエマ・テンプルなどが憎たらしく思えてしまうので、感情移入しやすい映画となっています。