映画『ベイマックス』のキャスト・ストーリー・予告動画などを紹介しているので、参考にしてみて下さい。
映画『ベイマックス』のキャスト
アメリカ合衆国のディズニー映画『ベイマックス』は、日本では2014年12月20日に上映されました。
監督&脚本&原作
ベイマックスの原作は、マーベルコミックの『ビッグ・ヒーロー・シックス』になります。そして映画の舞台になるのは、東京とサンフランシスコを合わせた未来都市になる『サンフランソウキョウ』です。
- 監督:ドン・ホール&クリス・ウィリアムズ
- 脚本:ジョーダン・ロバーツ&ドン・ホール
- 原作:ダンカン・ルーロー&スティーブン・T・シーグル
登場人物&声優
小泉孝太郎さんや菅野美穂さんなど有名な役者さんが加わるなど、意外な声優陣になっています。
- ベイマックス(声:川島得愛)ケア・ロボット
- ヒロ・ハマダ(声:本城雄太郎)兄の復讐に燃える少年
- キャス・ハマダ(声:菅野美穂)ヒロの叔母
- タダシ・ハマダ(声:小泉孝太郎)ヒロの兄
- フレッド(声:新田英人)陽気な青年
- ゴー・ゴー(声:浅野真澄)ツンデレな女性
- ワサビ デイモン(声:Jr 武田幸史)ドレッドヘアの黒人男性
- ハニー・レモン(声:山根舞)心優しき女性
- ロバート・キャラハン教授(声:金田明夫)ヒロが尊敬する教授
- アリステア・クレイ(声:森田順平)金に執着する社長
映画『ベイマックス』のストーリー
ヒロ・ハマダは、兄から、ロボットファイトが行われる場所へ連れて行くような事を言って、大学へ連れて行かれました。
聞いていた話と違うので、文句を言いますが、大学へ入っていったら、兄の仲間たちの開発していた物を見ます。その珍しい物や楽しそうな仲間たちに、少しずつ興味を示していきました。
そして兄が研究していたケア・ロボット『ベイマックス』も見せてもらいます。ベイマックスは、人間をスキャンして、キズを直そうとするロボットなのです。
そこにロバート教授が現れて、ロボット技術の第一人者である事が分かって、ヒロは驚きます。
兄は「新しいロボットを開発して、教授を唸らす事ができたら、大学へ入れるぞ」とアドバイスします。そしてヒロは悪戦苦闘しながら、自分の意思で好きなように形を変えられる『マイクロボット』を開発しました。
ロバート教授から認められて、大学へ入学できる事になりました。所が、その後に教授がいる建物で火事が起きてしまったので、兄は助けに行こうとします。そうしたら建物で大爆発が起きてしまったのです。
兄は2度と帰らぬ人となって、兄や教授とは会えなくなったと思い、ヒロは落ち込みます。そんな時に、意外な人物を見つけて『コイツのせいで、兄が!』と思い復讐に燃えてしまいます。
ベイマックスは、ヒロ・ハマダを止めようとしますが、どうなってしまうのでしょうか?
『ヒロ・ハマダに届かなかった言葉』
ヒロ・ハマダは、大学に入学する事ができますが、その大学で火事が起きてしまいます。兄は、ヒロ・ハマダを助けようとしますが、大爆発が起きてしまって、二度と帰らぬ人となりました。
ヒロ・ハマダは落ち込んでしまって、やがて兄の仇を見つけて復讐しようとしますが、ロボットのベイマックスから、何度も「タダシは、ここにいます」と優しい言葉をかけられます。
しかし、復讐に燃えるヒロ・ハマダに、その言葉は届かず、虚しいやり取りが何度も続く事になってしまうのです。
『ベイマックス』と他の映画を比較
ベイマックスでは、優しいロボットが心を癒そうとしますが、映画『マトリックス レレクションズ』ではロボットと人間の間でいつ終わるとも分からぬ戦いが繰り広げられてしまいます。
これは時代の変化かもしれませんが、少し前まではロボットが人間と心が通じ合う映画が多かったのですが、最近ではロボットが人間社会を破壊しようとする映画が増えていきました。
このような作品が増えてきたのは、恐らく、現代の技術が発展してきたので『このままでは、ロボットが人間たちを支配しようとするのかもしれない』という心理が働いたのかもしれません。
映画『ベイマックス』の感想
ベイマックスは、ロボットがヒロに深い愛情を示してくれる映画ですが、少しイメージの違う所もあったので、私が見た感想を紹介します。
映画『ベイマックス』のオススメ層
ロボットのベイマックスが、少年を癒そうとするので、大事な人と別れたり、失ってしまったりした方に、ぜひオススメしたい映画ですね。
そして、ロボット工学に興味がある方も、一度は見てみる価値があるでしょう。
- ロボットに興味がある方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『ベイマックス』の残念な所
ヒロたちが、兄が亡くなった真相を追究していく上で、謎のマスクを付けた人物が立ちはだかるので、ベイマックスや仲間たちが一緒にバージョンアップしていきます。そのため、少し戦隊モノみたいな映画になっていきました。
これは見る前のイメージとだいぶ違うなぁと思ってしまいましたが、アメリカでは戦隊モノの映画として宣伝していたみたいです。
そして日本のほうが、ロボットが人間に愛情を示すような宣伝をしていたので、実際に見たら少しイメージと違うので注意する必要があります。
映画『ベイマックス』の見所
ロボットが、ぎこちない言葉で愛情を示そうとする姿は、ロボットと人間のつながりを描いた映画にはありがちな設定ですが、それでも心を動かされてしまうシーンですね。
特にベイマックスがロボットなのに「タダシはここにいます」と心の中にタダシが生きている事を伝えるシーンは感動的ですね。
そして思わぬ人物が、マスクを付けていて、ストーリーが急展開する辺りも見応えがあったので、ミステリー映画やサスペンス映画が好きな方が見ても楽しめる映画になっています。