映画『箱入り息子の恋』では、天雫健太郎(演:星野源)が恋人の父から暴言を吐かれるので、その罵声の内容やストーリーについて紹介します。
映画『箱入り息子の恋』のキャスト
日本のラブコメディ映画『箱入り息子の恋』は、2013年6月8日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- 天雫健太郎(演:星野源)人気の公務員勤務でも女性経験はゼロ
- 今井奈穂子(演:夏帆)天雫健太郎のお見合いの相手
- 天雫寿男(演:平泉成)天雫健太郎の父親
- 天雫フミ(演:森山良子)天雫健太郎の母親
- 今井玲子(演:黒木瞳)今井奈穂子の母親
- 今井奈穂子の父親(演:大杉漣)天雫健太郎をあまり好まない人物
- ふなこし(演:穂のか)天雫健太郎の同僚
- 大場(演:栁俊太郎)天雫健太郎の部下
- 近所のおばちゃん(演:竹内都子)噂すぎのおばちゃん
主題歌
映画『箱入り息子の恋』のストーリー
天雫寿男は、妻に「健太郎は35歳になっても、誰とも食事に行かないで大丈夫なのか?何にお金を使っているんだ?」「貯金でもしているんじゃないですか」
あまりの答えに心配してしまい、二人は息子に内緒で、息子のお見合い相手を探そうとして、今井奈穂子の親に声をかけられても、途中で退席されてしまい、二人は呆然としてしまいます。
今井奈穂子の父親は、自宅で「コイツが、一番ありえないな。プロフィールだけで十分だ」と天雫健太郎を気に入りませんでした。
ところが、今井奈穂子が大雨の中で、傘も持たずに母親が来るのを待っていたら、天雫健太郎が「コレ、どうぞ」と傘を差し出して「あ、ありがとうございます」
天雫寿男たちは、息子の婚活をしてあげて、偶然にも、天雫健太郎と今井奈穂子がお見合いをする事になりました。しかし、今井奈穂子の父親から、ありえないほどの暴言を吐かれてしまい、一触即発の危機に陥ってしまいます。
天雫フミは、あまりの失礼さに席を立とうとしますが、天雫健太郎は思う所があり、積極的に、今井奈穂子に話しかけていくのです。
翌日になり、今井玲子は娘を連れてきて、二人は一緒に食事をする事になりますが、天雫健太郎は女性と手をつないだ事もなくて、あがりまくってしまいます。
天雫健太郎は、昇進試験を受けて、彼女の似合う男になろうと努力しますが、彼女の父親に見つかって、口論になってしまいます。
その時、車のドライバーが前方をあまり見ていなくて、今井奈穂子をひこうとしたので、天雫寿男が体を張って、彼女を突き飛ばして、代わりに車にはねられて重症に陥ってしまいます。
天雫フミまで二人の関係を認めようとしなってしまいますが、二人の関係はどうなってしまうのでしょうか?
『天雫健太郎(演:星野源)が恋人の父から暴言を吐かれる?』
今井奈穂子の父親(演:大杉漣)は「君は、ずっと市役所の記録係とかで働いているそうだが、ずっと出世もしていないで、何も考えないんですか?考えた事がないんだろう?そんな人間に、目が見えない娘を任せられない」と暴言を吐いてしまいます。
これには、天雫フミが「なんですか、紙っぺら1枚で、人を判断して、そんな事をしている人に社長なんて務まりません」「紙で判断できるから、社長が務まるんです」と喧嘩し始めてしまいます。
天雫健太郎は、あまりにも考えられないほどの暴言を吐かれても「奈穂子さんはどう思っているんですか?」「私は気が合う人であれば、良いなと。私の障害についてはそれからで良いと思います」
「僕は、こんな見た目ですから、女性が寄ってきません。人を見た目で判断するのは、目が見える人だけです」と冷静に言いますが、自宅に帰ったら、自分の部屋で「ああぁ!」と物を投げて八つ当たりしてしまうのです。
しかし、この我慢が実を結び、翌日に一緒に食事ができるようになったので、男は時に我慢する事も大事だなぁと感じさせられる映画でした。
『箱入り息子の恋』と他の映画を比較
天雫健太郎(演:星野源)は、見た目があまりイケメンでなくても、彼女に一筋になってしまって、好きな彼女に近づこうとしますが、映画『俺物語!!』でも剛田猛男(演:鈴木亮平)が、自分の見た目に自身が持てないでいました。
そんな剛田猛男が、美少女の大和凛子(演:永野芽郁)に一目惚れしますが「あんな可愛い子が、俺の事を好きになってくれる訳がない』と思って、親友のイケメンに紹介しようとします。
しかし、実は、大和凛子は剛田猛男に好意を抱いていたので、そのすれ違いは少し切なく感じさせる所でした。
映画『箱入り息子の恋』のまとめ
箱入り息子の恋を見た感想について、詳しく解説します。
映画『箱入り息子の恋』のオススメ層
天雫健太郎(演:星野源)が、イケメンではなくても、その誠実な所が認められて、美しい女性の今井奈穂子(演:夏帆)と付き合えるので、見た目にあまり自信がなくて、恋愛を諦めている男性に、ぜひ見て欲しい映画ですね。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『箱入り息子の恋』の残念な所
大杉漣さんが、星野源さんに罵声を浴びせる役を演じていましたが『さすがに、そこまで言わなくても』と思いましたが、やっぱり大杉漣さんは良い役者さんですね。
役者さんとしては良いのですが、あの父親というキャラクターが好きになれません。本当に娘の事を思っているなら、ああいう考えで、娘の婚約者を決めてはいけないなぁと考えさせられてしまいます。
しかも、天雫フミもあまり良くなかったですね。息子が怪我をしたのは、今井奈穂子が悪い訳ではないので、今井奈穂子に冷たく接するのは、少し違うなぁと思わせる展開でした。
映画『箱入り息子の恋』の見所
見た目が悪くても、誠実な所が認められて、美しい女性と付き合えるのは、男性に勇気を与える映画であり、そこが良かったですね。
今井玲子が、大事な娘の見合い相手に、天雫健太郎を推したのは、彼が差し出した傘が誰の物か知っていたからでした。
そして、お見合いでも、今井奈穂子が、声を聞いただけで、すぐにお見合い相手の人が、傘を差し出してくれた人が誰なのか?分かったのも良い所でしたね。
コメディの要素は少なかったのですが、釣り合わない二人が内面で惹かれあって、付き合えるのは良かったです。