映画『シュレック3』で、情けない性格のアーサーが王になろうとしますが、実は三国志の劉備玄徳と似た者同士なので、詳しく解説します。
映画『シュレック3』のキャスト
アメリカ合衆国のドリームワークスのアニメ映画『シュレック3』は、日本では2007年6月30日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:クリス・ミラー
- 脚本:ジェフリー・プライス&ピーター・S・シーマン&クリス・ミラー&アーロン・ワーナー
登場人物&俳優
- シュレック(声:濱田雅功)国王になる事を嫌がる怪物
- フィオナ姫(声:藤原紀香)シュレックの妻
- ドンキー(声:山寺宏一)シュレックの親友で、陽気を性格をしたロバ
- 長ぐつをはいたネコ(声:竹中直人)素早く動き回るネコ
- ハロルド国王(声:青野武)フィオナ姫の父親
- リリアン王妃(声:沢田敏子)フィオナ姫の母親
- チャーミング王子(声:石塚運昇)シュレックたちに復讐しようとする王子
- アーサー・ペンドラゴン(声:橘慶太)王位継承権を持つ男
- 髪長姫(声:光浦靖子)チャーミング王子に寝返る姫
映画『シュレック3』のストーリー
ハロルド国王は、病に倒れて、いつ息絶えてもおかしくない状況に陥ってしまうので「シュレック、お前が新国王となってくれ…そして、娘のフィオナを頼む」と託そうとしますが「俺には無理や」と断ろうとします。
それを聞いたハロルド国王は「実は、王位継承権を持つ者が一人だけいて、その者はアーサー」と教えてあげるので、シュレックは船に乗り旅立とうとします。
シュレックは船に乗り、陸から遠ざかっていきますが、その時です!フィオナ姫が「実は私、妊娠しているの!あなたはお父さんになるのよー」と叫ぶので『俺みたいな怪物が父親に?そんなアホな』
アーサーは、田舎者たちからイジメられていましたが、シュレックに助けられて「あんたは国王になれるんや」と説得されて「僕が国王に?」とにわかには信じがたいものがありましたが、一緒にお城へ向かう事になりました。
その頃、チャーミング王子は、シュレックのせいで国王になれなかった恨みを晴らすために、多くの者たちに呼びかけて、お城に総攻撃をかけていたのです!
フィオナ姫たちは何とか逃げ出そうとしますが、髪長姫の裏切りによって、チャーミング王子に捕まってしまいます。
その後に、シュレックたちが助けようとしますが、仲間たちが捕まってしまうので、せめてアーサーだけでも逃してあげて、自分たちだけが人質になってしまうのです。
フィオナ姫たちは、母のリリアン王妃と協力して、脱出して仲間を救出しながら、逆にシュレックを助けようとしますが、上手くいくのでしょうか?
アーサーは情けない男のように見えますが、実は三国志の劉備玄徳と似ている所があります。
それは、いつの間にか落ちぶれてしまって、田舎で貧乏暮しをしていた事です。アーサーは王の家系である事は知っていても、本当に王になれる事に驚いてしまいます。
劉備玄徳も、漢王朝の皇帝の血を引いていたにも関わらず、いつの間にか落ちぶれてしまって、田舎暮しをするようになりました。
しかし、仲間達の助けによって皇帝にまで、上り詰めるので、シュレックたちの助けによって王になろうとするアーサーとは共通点がいくつもある感じがしますね。
映画『シュレック』シリーズの全作品の豆知識・ストーリー
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『シュレック3』と前作を比較
チャーミング王子が、シュレックたちに復讐しようとしますが、その屈辱を味わったのは、前作『シュレック2』の時でした。
本当は、シュレック2の時に、チャーミング王子は母親の魔法使いの力によって、国王になれる所でした。しかし、寸前の所で、シュレックが助けにやってきて、事なきを得ます。
もしも、チャーミング王子が、どれほどの屈辱を味わったのか?それを知りたい場合には、シュレック2も見ておいたほうが良いでしょう。
映画『シュレック3』のまとめ
シュレック3を見た感想について、詳しく解説します。
映画『シュレック3』のオススメ層
シュレックシリーズの作品なので、お子様向けに作られていますが、人間の復讐しようとする所から、過去のいきさつを許そうとする所まで描かれるので、大人が見ても、感動できる作品になっています。
年老いた師匠が、アーサーを助ける所もあるので、シニア層が見た場合でも、色々と勇気付けられる映画です。
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『シュレック3』の残念な所
チャーミング王子が、復讐しようとしますが、あの母親はどうしたのだろうか?と思ってしまいました。確か、シュレック2では死んでいなかったような気がするので、それだけが気になってしまう所でした。
そして、今作でもチャーミング王子が残念な事ばかりしますし、裏切り者まで現れてしまうのは残念な所でした。
シュレックがいなかったとしても、暴れ者が少し束になっただけで、落とされるお城って、どうなんだろうと思ってしまいましたね(苦笑)。
映画『シュレック3』の見所
シュレックが、チャーミング王子に捕まった時に、アーサーを助けるために「お前の事は利用しただけや」と嘘をついて、逃がしてあげるのは、感慨深い所でしたね。
ジブリ映画『天空の城ラピュタ』でも似たようなシーンがあったなぁと思ってしまいましたね。
ラストシーンでは、王妃が思いがけない力を発揮して脱出しようとしますが、あれだけの力があれば、もっと戦えたような気もしましたが、その脱出劇はなかなか見事なものでした。