山根恵美子(河内桃子)が驚愕した実験とは?映画『ゴジラ(1954年)』

映画ゴジラシリーズの1作目(1954年)で、山根恵美子(河内桃子)が驚愕した実験について詳しく紹介します。

映画『ゴジラ(1954年)』のキャスト

日本の怪獣映画『ゴジラ(1954年)』は、1954年11月3日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

  • 尾形秀人:南海サルベージKKの若き所長
  • 山根恵美子(演:河内桃子)尾形秀人の恋人
  • 芹沢大助(演:平田昭彦)芹沢科学研究所の所長
  • 山根恭平:山根恵美子の父親
  • 新吉:ゴジラによって家族を失う少年

映画『ゴジラ(1954年)』のストーリー

大海原で、大きな波しぶきが起きてしまい、漁の船が大きな損害を受けてしまい、日本国内では「水爆か?海底火山の噴火か?」と騒然となっていきました。

ある村の老人は「きっとゴジラだ」とつぶやきますが、若い女たちから「また、じい様のゴジラの話か」と笑われてしまうのです。

博士たちは、何が起きているのか調べようとしたら『ドーン!ドーン!ドーン!』という大きな地鳴りのような音が聞こえてきて、向こうから大きな怪獣が迫ってきて、多くの人間たちが懸命に逃げ惑ってしまいます。

博士は「海底近くで生き残った恐竜。これをゴジラ命名しますが、このゴジラは水爆による衝撃で出てきたものと思われます」と発表して、政府関係者たちは静まり返ってしまいました。

政府関係者は、そんな事を国民に発表できないと考えて、艦隊による砲撃でゴジラを撃退しようと動き出します。

山根恵美子は、親しい男性が何か極秘の研究をしている事を密かに見せてもらいますが、あまりにもおぞましいものであり「キャアアア」と悲鳴をあげてしまいました。

そんな時に、再びゴジラが海より現れて、日本国民は家財道具を持ち込み、ほぼ難民同然となり、逃げ惑い、阿鼻叫喚の世界が広がってしまいます。

東京都の大部分で避難指示が出されて、政府は数万ボルトの電流でゴジラを倒そうとします。

しかし、数万ボルトの電流を流しても電線網は突破されて、戦車による一斉砲撃をものともせず、ゴジラは口から炎を吐き、東京の市街地は火の海と化しました。

はたして、ゴジラを止める方法は、日本に残されているのでしょうか?

『山根恵美子(河内桃子)が驚愕した実験』

山根恵美子(河内桃子)は、芹沢大助(演:平田昭彦)から実験を見せてもらいますが、それは水中の酸素を一気に破壊する恐ろしいものでした。

魚は、あっという間に骨のみになってしまい、あまりにもおぞましい光景に山根恵美子は悲鳴をあげてしまいました。

この実験は、誰にも教えないという約束でしたが、ゴジラを止めるには、この恐ろしい実験の成果を試すしかないと考えて、山根恵美子は尾形秀人に実験を教えてしまった訳です。

この実験によって作られたものは『オキシジェン・デストロイヤー 』と命名されたもので、水中の酸素を奪うだけではなく、水中にあるモノを液化するほどの恐ろしいものでした。

そのため、魚もあっという間に骨になってしまった訳なんですね。

ゴジラ(1954年)』と他の映画を比較

日本の怪獣映画の金字塔を打ち立てた『ゴジラ』は、観客動員数が1000万人近くも数えて、邦画の底力を世界に見せつけた作品でした。

それに対抗できる洋画のSF映画の金字塔と言えば、やはり『猿の惑星でしょう。

くしくも、ゴジラは米軍の水爆に抗議するような作品であり、猿の惑星は猿とあなどっていた有色人種の日本人を畏怖する思いから作られた映画とも言われています。

まさに、両国が意識しあって作られた映画であり、日米の歴史を感じさせる作品と言えるでしょう。

www.akira-movies-drama.com

映画『ゴジラ(1954年)』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

ゴジラ(1954年)を見た感想について、詳しく解説します。

映画『ゴジラ(1954年)』のオススメ層

ゴジラシリーズの第1作目に当たる今作は1954年に上映されましたが、1954年と言えば、うちの親が生まれた年であり、かなり昔の作品です。

白黒の作品で、まさに昭和という感じの映画ですが、記念すべきゴジラシリーズの最初の作品なので、ゴジラファンや怪獣ファンにはオススメの作品です。

  • ゴジラファン:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 怪獣ファン:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『ゴジラ(1954年)』の残念な所

昔の作品なので、やはり迫力不足なのは否めません。

おまけに白黒なのに、暗いシーンもあったので、何がなんだか分かりづらい所もあって、残念に思うシーンが多かったですね。

映画『ゴジラ(1954年)』の見所

見た目は少し迫力不足な所はありますが、よく1954年で、ここまでの映画を製作したなぁと思ってしまいました。

日本が屈辱の敗戦をしたのが、1945年なので、それから9年しか経っていません。まさに、日本映画界の意地や誇りを垣間見た傑作です。

しかも、ゴジラシリーズでお馴染みの音楽も出てきたので、ゴジラファンの自分も十分に満足できる作品でした。