映画『天使にラブ・ソングを2』では、クリスプ理事長が言いくるめられたのは深い理由があるので、詳しく紹介します。
- 映画『天使にラブ・ソングを2』のキャスト
- 映画『天使にラブ・ソングを2』のストーリー
- 『クリスプ理事長が言いくるめられた深い理由』
- 『映画にラブ・ソングを2』の前作
- 映画『天使にラブ・ソングを2』のまとめ
映画『天使にラブ・ソングを2』のキャスト
アメリカ合衆国のミュージック映画『天使にラブ・ソングを2』は、日本では1994年6月11日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:ビル・デューク
- 脚本:ジェームズ・オア
- 製作:ドーン・スティール&スコット・ルーディン
登場人物&俳優
- デロリス-クラレンス(演:ウーピー・ゴールドバーグ)教師をする事になる女性
- ジョーイ・バスタマンテ(演:ロバート・パストレリ)デロリスのマネージャー
- 聖キャサリン(演:マギー・スミス)デロリスをかばった事がある修道院院長
- メアリー・パトリック(演:キャシー・ナジミー)ぽっちゃりとしたシスター
- メアリー・ロバート(演:ウェンディ・マッケナ)若きシスター
- メアリー・ラザラス(演:メアリー・ウィックス)年長で大柄なシスター
- シスター・メアリー・アルマ(演:ローズ・パーレンティ)ピアノを伴奏するシスター
- イグナティウス(演:マイケル・ジェッター)ちょびヒゲの神父
- ウォルフガング(演:トーマス・ゴチャック)ドイツから来た料理人
- トーマス神父(演:ブラッド・サリヴァン)ラテン語の教師
- リタ・ルイス・ワトソン(演:ローリン・ヒル)反発しがちな黒人の女子生徒
- ターニャ(演:ターニャ・ブロント)リタの親友で、黒人でスリムな女子生徒
- ウェスリー(演:ライアン・トビー)アフリカに誇りを持つ黒人の男子生徒
- リチャード(演:ロン・ジョンソン)体格の良い黒人の男子生徒
- フランケイ(演:デヴィン・カミン)やんちゃな白人の男子生徒
- フローレンス・ワトソン(演:シェリル・リー・ラルフ)リタの母親
- クリスプ理事長(演:ジェームズ・コバーン)聖フランシス高校の理事長
- モーリス神父(演:バーナード・ヒューズ)聖フランシス高校の校長
- マリア(演:アランナ・ユバック)赤みのある茶色の髪をした女子生徒
- マークス(演:メヘラン・マークス・ディシェイン)ピアノの担当者
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- タイラー・チェイス(演:クリスチャン・フィッツァレス)真面目な生徒
映画『天使にラブ・ソングを2』のストーリー
デロリスは、ラスベガスでスターとして活躍していましたが、そこに懐かしいシスターたちが会いに来たので「どうしたのよ、あんた達?」「それが、院長が精神的に参っているから、助けて欲しいの」と懇願されてしまいます。
『まさか、あの院長が?』と思って、会いに行くと「デロリス、あなたには、聖フランシス高校で先生をしてもらいたいのです」「私が?先生に」
あまりにも、唐突な申し出でしたが、以前、院長にかくまってもらった事もあり、しぶしぶ引き受けますが、その学校の生徒たちは、授業中に騒いでマトモに勉強するような連中ではありませんでした。
デロリスはクラレンスと名乗って教師を始める事になり、何とか生徒たちを更生させようとします。しかし、生徒たちは椅子に接着剤を塗ってイタズラする始末で、ほとほと嫌気をさしてしまいます。
このまま先生を辞めようとしますが、偶然にも、モーリス神父たちの話を盗み聞きしてしまい、学校が近いうちに閉校する事を知ってしまうのです。
クラレンスは、心を鬼にして、言う事を聞かない生徒は落第にさせるわと脅してしまいますが、最後に立派な聖歌隊を作って、他校も参加するコンクールに参加させようとします。
生徒たちは、最初は嫌がっていたのに、次第に歌の魅力に引き込まれていき、コンクールに出場する事になりました。
しかし、理事会の者たちが、クラレンスがシスターではなく、ショーガールでマフィアと関係していた事を知ってしまいます。
クリスプ理事長は、怒って、コンクールの出場を取りやめさせようとしますが、どうなってしまうのでしょうか?
『クリスプ理事長が言いくるめられた深い理由』
ラストシーンで、クリスプ理事長は、クラレンスが、シスターではなく、ショーガールで、かつてはマフィアのボスとつながっていた事も暴露しようとします。
しかし、聖キャサリン院長から「実は、ここまで立派な聖歌隊になれたのは、クリスプ理事長のおかげ」と、もち上げられてしまい、クラレンスが成長させた聖歌隊を否定する事ができなくなってしまいました。
やろうと思えば、クラレンスの過去を暴露できたのに、それが出来なかったのは、自分の功績が無くなってしまうのが惜しいと思ったからでしょう。
本音では、学校もつぶしたかったのに、功名心に負けてしまい、院長に言いくるめられてしまい、最後にはどうする事もできず、苛立ってしまった訳ですね。
『映画にラブ・ソングを2』の前作
前作『天使にラブソング』では、デロリスが、恋人がマフィアのボスをしていて、部下を始末してしまいます。
偶然にも、デロリスは、その現場を目撃してしまったので、恋人から口封じのために、追いかけ回される事になってしまったのです。
デロリスは、修道院で聖キャサリン院長から、かくまってもらう事になりますが、シスターたちに一風変わった賛美歌を教えてしまい、その歌を聞いた市民たちの間で話題になっていきました。
前作と今作では、舞台が『教会』と『学校』という違いはありますが、同じように歌を教えていくので、ミュージック映画が好きな方には、オススメの作品です。
映画『天使にラブ・ソングを2』のまとめ
天使にラブ・ソングを2を見た感想について、詳しく解説します。
映画『天使にラブ・ソングを2』のオススメ層
デロリスが、似合わない教師となってしまい、学校を立て直そうとするので、ミュージック映画に興味がある方だけではなく、学園モノが好きな方にも、オススメの映画ですね。
- 音楽が好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 学園モノが好きな方:⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年僧:⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『天使にラブ・ソングを2』の残念な所
リタが、歌う事に興味を持ち始めたのに、母親が、そのやる気をそぐような事を言ってしまいました。
子供をダメにする親って、こういう性格なんだろうなぁと思ってしまうと、少し残念なシーンでしたね。
映画『天使にラブ・ソングを2』の見所
ラストシーンで、院長がクリスプ理事長を上手く言いくるめてしまうところは、見ていて爽快な気分になりましたね。
本音では、今作も教会で歌うシーンが見たかったのですが、学園を立て直すのも良いかもしれませんね。