映画『search/#サーチ2』では、グレイスたちの物語は、どこからノンフィクションだったのか紹介します(ネタバレに近いので注意)。
- 映画『search/#サーチ2』のキャスト
- 映画『search/#サーチ2』のストーリー
- 『グレイスたちはどこからノンフィクションなのか紹介』
- 『search/#サーチ2』と他の映画を比較
- 映画『search/#サーチ2』のまとめ
映画『search/#サーチ2』のキャスト
アメリカ合衆国のスリラー映画『search/#サーチ2』は、日本では2023年4月14日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:ウィル・メリック &ニック・ジョンソン
- 製作:ナタリー・カサビアン&セブ・オハニアン&アニーシュ・チャガンティ
登場人物&俳優
- ジューン(演:ストーム・リード)母親を探そうとする女性
- グレイス(演:ニア・ロング)ジューンの母親
- ハビ(演:ヨアキム・デ・アルメイダ)ジューンに協力する男性
- ケヴィン(演:ケン・レオン)グレイスの恋人
- ヘザー(演:エイミー・ランデッカー)ジューンを守ろうとする女性
- パーク(演:ダニエル・へニー)グレイスの事件を調べる捜査官
映画『search/#サーチ2』のストーリー
ジューンは、幼い頃に、母親から「お父さんは亡くなってしまった」と聞かされてから、ずっとアメリカ合衆国で二人暮らしでしたが、そんな母親にはケヴィンという恋人がいました。
母親は、何かと口やかましいので、うっとうしいと思っていましたが、ケヴィンと二人っきりで旅行へ行ったので、その隙に友達とパーティーを開いて馬鹿騒ぎをしてしまいます。
ところが、いつまで経っても母親が帰って来ないので、胸騒ぎを覚えてしまい、旅行先だったホテルや、警察に連絡をしようとします。
スペインで、母親の消息を探れる監視カメラは、映像が上書きされようとしていたのに、FBIから「そこまで調べる権限がないんです」と言われてしまいました。
ジューンは、いても経ってもいられず、スペインにいるハビに連絡を取って、なんとか母親の行方を探って欲しいと頼み込みます。
お金も送金してもらうので、ハビは色々と協力していきますが、母親と一緒に同行していたケヴィンは、偽名を使っている詐欺師という事が分かり、今まで多くの女性を騙していた事を知ってしまうのです。
ところが、ケヴィンは、旅行先でグレイスに婚約指輪を渡している事が分かり、更生して本気だった事が分かりました。
二人が幸せに旅行を楽しんでいた所で、何者かに連れ去られた事が、映像で残っている事が判明して、FBIは金銭目的で誘拐されたのだろうと思い捜査を続けます。
しかし、捜査が進んで行くと、母親にも何か影がある事が分かり、ジューンが何がなんだか分からなくなり、頭が混乱する中で、そこに死んだと聞かされていた父親が現れたのです!
はたして、ジューンの母親は本当に被害者なのでしょうか?そして、なぜ死んだハズの父親が現れたのでしょうか?
『グレイスたちはどこからノンフィクションなのか紹介』
ジューンが必死に母親を探そうとしたら、父親に拉致監禁されて、なぜか母親とジューンは殺害されそうになってしまいます(ネタバレになるので、その理由は書きません)。
ところが、全てが終わった後に、ジューンは、捜査官たちがジューンの父親を発見して、人質になっていた自分たちを救い出そうとする映像を見ていました。
ジューンは、母親に「面白くないものだった。ハビがお父さんで良かった」と言っていて、どこからがフィクション(物語)なのか?どこからノンフィクション(真実)なのか分からないラストでした。
恐らくですが、父親は本当に病気で亡くなって、母親はその後にハビと再婚したのではないでしょうか?
父親が、本当に最低な人物で、元気に生きているのであれば、若い頃に鼻血を出していたのは、少し話が矛盾します。
そのため、ノンフィクションなのは、ジューンが若い頃まで父親と過ごしている所であり、母親が行方不明になってからが、フィクションの可能性が高いです。
『search/#サーチ2』と他の映画を比較
今作のように、伏線と強く銘打って上映された映画は、他にも『ネメシス 黄金螺旋の謎』というモノもあります。
ただし、今作ほどストーリーが二転三転する事がなくて、どちらかと言えば、どこまでが夢で、どこからが現実なのか?その謎を追求する映画になっていますね。
少し物足りなく感じてしまう方はいるかもしれませんが、日本の人気女優の広瀬すずさん・橋本環奈さん・大島優子さんたちなど豪華キャストが集結しているので、オススメの作品です。
映画『search/#サーチ2』のまとめ
search/#サーチ2を見た感想について、詳しく解説します。
映画『search/#サーチ2』のオススメ層
インターネットを駆使して、母親を探そうとするので、現代の生活を色濃く反映している映画なので、若年層やキッズは見やすい作品です。
ただし、シニア層は、ネットの技術が多く使われている所で、少しついていけないと思ってしまう方がいるかもしれないので、若者向けの映画と言えます。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️
映画『search/#サーチ2』の残念な所
ストーリーが二転三転する所は凄く面白かったのに、ラストシーンで、少し興ざめする所があったので、そこは少し残念な所でした。
色々と謎が残るので、少しモヤモヤした感じで終わってしまうので、そういった映画が苦手な方は要注意の作品です。
映画『search/#サーチ2』の見所
最初は、母親の恋人が犯人と思われていたのに、母親が加害者かもしれないという展開になっていき、ラストでは死んでいたと思われた父親が現れて、全く先が読めない展開になっていくのは面白かったです。
しかも、最新のインターネット技術やアプリなども利用していて、時代を強く意識して作られたのも、良かったですね。