映画『ルパン三世 カリオストロの城』では、カリオストロ公国が出てくるので、この国のモデルは、どこの国か?詳しく紹介します。
- 映画『ルパン三世 カリオストロの城』のキャスト
- 映画『ルパン三世 カリオストロの城』のストーリー
- 『カリオストロ公国のモデルとなった国』
- 『ルパン三世 カリオストロの城』と他の映画を比較
- 映画『ルパン三世 カリオストロの城』のまとめ
映画『ルパン三世 カリオストロの城』のキャスト
日本の2Dアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』は、1979年12月15日に公開されました。
監督&脚本&原作
登場人物&俳優
- ルパン三世(声:山田康雄)世界的な大怪盗
- 峰 不二子(声:増山江威子)ルパンに惚れられている美女
- 次元 大介(声:小林清志)ルパンの仲間で、拳銃の腕前はピカイチ
- 石川 五ェ門(声:井上真樹夫)ルパンの仲間で、斬鉄剣を武器にする男
- 銭形 幸一(声:納谷悟朗)日本の警部で、ルパンを狙う
- クラリス・ド・カリオストロ(声:島本須美)城に閉じ込められる姫
- ラザール・ド・カリオストロ伯爵(声:石田太郎)カリオストロ公国の摂政
- ジョドー(声:永井一郎)カリオストロ伯爵の執事
- 園丁(声:宮内幸平)大公家公邸の庭師
- グスタフ(声:常泉忠通)カリオストロ伯爵の警護を務める衛士隊長
- 大司教(声:梓欽造)バチカンのカトリック教会大司教
映画『ルパン三世 カリオストロの城』のストーリー
ルパン三世は、次元 大介と一緒に大金をつかんだと思って「ひゃっほーい」と喜んでいましたが、いきなり表情を曇らせて「おい、この金を捨てるぞ」
「えぇ?何を言ってんだ」「よく見てみろ、これはゴード札だ。こうなったら、パァーッと捨てるぞぅ」
そう言って、景気良く、車から偽札をバラ撒いていきますが、美しい女性・クラリスが何者かに追いかけられていたので、救出しようとします。
しかし、クラリスは、カリオストロ伯爵に捕まってしまい、お城の中に監禁されてしまいます。
ルパン三世は、何とかクラリスを助け出そうとしてしまい、次元 大介は「なんで、そんなに、こだわる?何かあるんだろう」と執拗(しつよう)に聞いてくるので、過去の話をし始めます。
それは、ルパンが若い頃、ヘマをして追い詰められた時に、クラリスから飲み物をもらった事があったのです。
『すっかり、大きくなってまぁ』と感慨深くなってしまいますが、城のセキュリティは高い上に、警護の兵士もいて、簡単に奪還できるものではありませんでした。
カリオストロ伯爵は、クラリスに薬を飲ませて、否定できないようにしておいて、強引に結婚式を挙げてしまいます。
ルパン三世は、クラリスを救出しようとしますが、何と!カリオストロ伯爵の兵士たちの劔によって、串刺しにされてしまったのです!
はたして、ルパンは大丈夫なのでしょうか?
『カリオストロ公国のモデルとなった国』
カリオストロ公国は、世界最小の国で、人口はわずか3500人でしたが、このような国のモデルがあるのか?懐疑的な方は多いかもしれません。
参照元:https://eleminist.com/article/2590
しかし、実際にある世界最小の国である『バチカン市国』は、国の総面積が約0.44km²しかありません。
あの東京ディズニーランドよりも小さな国であり、人口は1000人以下です(2023年時点の情報)。
しかも、壮麗な遺産もある事から、このバチカン市国をモデルにして、カリオストロ公国を描いた可能性は高いでしょう。
『ルパン三世 カリオストロの城』と他の映画を比較
ルパン三世が、実写化された映画があり、あの小栗旬さんが、まさかのルパンとなって大活躍します。
他の俳優は、あまり、アニメのキャラクターに似ていませんが、小栗旬さんのルパンが、よく似ていて、あまりイメージが損なわれていませんでした。
そのため、ルパンファンは、一度は見ておいて、損はしないでしょう。
映画『ルパン三世 カリオストロの城』のまとめ
ルパン三世 カリオストロの城を見た感想について、詳しく解説します。
映画『ルパン三世 カリオストロの城』のオススメ層
ルパンシリーズの中でも、1、2を争うほど人気が高い作品なので、ルパンファンであれば、オススメの作品ですね。
ただし、現代のアニメに慣れているキッズが見た場合には、少し迫力が足りないと感じるかもしれないので、年代によっては満足度が違う可能性は高いです。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『ルパン三世 カリオストロの城』の残念な所
若い頃のルパンを観れるのは良いのですが、なぜ、クラリスに助けてもらうほど、追い詰められていたのか?その経緯も映像で見たかった感じがしますね。
ラストシーンでは、銭形警部が、クラリスに「ルパンは、あなたの心を盗んだ」と言っていましたが、あまりにも臭すぎて笑ってしまいますね。
それは、子供の時に見ても笑ってしまったのですが、そこはもう少し銭形警部っぽい事を言って欲しかったです。
映画『ルパン三世 カリオストロの城』の見所
ルパンにしては珍しく、命を落としそうになるシーンがいくつも出てくるので、少しハラハラする展開になっているのが、今作の大きな見所ですね。
他の作品でも、ルパンが命を落としそうになる事はありますが、今作は、特に危ないシーンが多かった感じはあります。
今作は、宮崎駿監督が指揮をしていましたが、どことなく、天空の城ラピュタを彷彿するものがありますね。
まぁ、今作よりも、天空の城ラピュタのほうが遅く上映されているので、もしかしたら、天空の城ラピュタは、この映画をもとにして作られたのかもしれません。