映画『ザ・フラッシュ』では、バリーは過去を変えるのを辞めて、現代に戻りますが、なぜかブルース・ウェインの年齢が違っていたので、その理由を紹介します。
映画『ザ・フラッシュ』のキャスト
アメリカ合衆国のヒーロー映画『ザ・フラッシュ』は、日米で、2023年6月16日から公開されました。
監督&脚本
- 監督:アンディ・ムスキエティ
- 脚本:クリスティーナ・ホドソン
- 原作:ロバート・カニガー&カーマイン・インファンティーノ
登場人物&俳優
- バリー・アレン-フラッシュ (演:エズラ・ミラー)過去を変えようとする人物
- カーラ・ゾー=エル-スーパーガール(演:サッシャ・カジェ)強力なクリプトン人
- ゾッド将軍(演:マイケル・シャノン)クリプトン星の最高司令官
- ヘンリー・アレン(演:ロン・リビングストン)バリーの父親
- ノラ・アレン(演:マリベル・ベルドゥ)バリーの母親
- アイリス・ウェスト(演:キアシー・クレモンズ)バリーの恋人
- ファオラ=ウル(演:アンチュ・トラウェ)ゾッド将軍の副官で女戦士
- ブルース・ウェイン-バットマン(演:マイケル・キートン)バリーの戦友
- トーマス・カリー(演:テムエラ・モリソン)アクアマンの父親
- アルフレッド・ペニーワース(演:ジェレミー・アイアンズ)ブルースの執事
- カル=エル-スーパーマン(演:ニコラス・ケイジ)世界的なヒーロー
映画『ザ・フラッシュ』のストーリー
バリーは、幼い頃、母親が調理中に「あっ、トマト缶を買い忘れていた、パパ、買いに行ってきて」と頼むので『仕方ないなぁ』と思いながら、父が買い物に出かけて行きました。
これが、家族3人で幸せな時間である事を知らずに。
父親がトマト缶を購入している間に、強盗が家に押し入って、母親が襲われて重症に陥ってしまい、家に帰ってきた父親が「バリー!早く、救急車を呼んでくれ」
急いで、救急車を呼びますが、母親は生き絶えてしまい、警察は父親が母親を殺害したものと疑い、逮捕してしまうのです。
バリーは、そんな苦しい過去をひきずっていましたが、フラッシュに変身をして、高速で走っていくと、過去に戻る事に成功します。
すぐに現代へ戻り、ブルース・ウェインに「過去に戻れば、母を救えるかもしれない」と相談しますが、現代に与える影響が強すぎるから辞めるべきだと反対されます。
しかし、バリーは『誰とも接触せずに、母親が買い物をしている時に、そっとトマト缶を買い物カゴに入れたら、いけるかもしれない』と思い立ちます。
フラッシュに変身して、過去に戻り、トマト缶を買い物カゴに入れたら、母は死なずに済みますが、現代に戻ろ等したら、バリーが18歳の時にタイムリープしてしまいます。
しかも、過去を変えた事によって、世界はムチャクチャになっていき、世界を恐怖に陥れたゾット将軍が、出現してしまいました。
過去を変えた事により、スーパーマンはいなくて、ブルース・ウェインは「俺は、もうバッドマンを引退した」と協力しようともせず、絶体絶命のピンチに陥ってしまうのです!
現代に戻ってもブルース・ウェインの年齢が違っている理由
少しネタバレに近いので、注意して下さい。
バリーは、過去に戻り、母親を救おうとして、世界がムチャクチャになった事に罪悪感を覚えて、トマト缶を入れた後にタイムリープして、そっとトマト缶を買い物カゴから取り出します。
そして、現代に戻ると、父親がようやく釈放されて『現代に戻れたんだ』と安心します。
ところが、現代に戻ってもブルース・ウェインが以前よりも老けていました。
考えられる事は、現代に戻ったと思っていても、過去を変えた事により、父親が釈放されていない現代と、父親が釈放された現代の2つが出来上がったのではないでしょうか?
バリーが戻れたのは、父親が釈放されたほうであり、ブルース・ウェインの年齢が違っていても、不思議ではありません。
なぜなら、2つ目の現代が出現していたのなら、周りの人間の生まれたタイミングが違って、年齢が変わっている可能性もあるからです。
『ザ・フラッシュ』と他の映画を比較
ザ・フラッシュで、大活躍をするバッドマンは映画化されていて『THE BATMAN-ザ・バットマン-』では、バッドマンの強さと脆さの両面が描かれています。
今作を見て、バッドマンに興味を持った方であれば、この映画では、どのような描かれ方をしているのか?見てみるのも悪くありません。
映画『ザ・フラッシュ』のまとめ
ザ・フラッシュを見た感想について、詳しく解説します。
映画『ザ・フラッシュ』のオススメ層
スーパーマンによく似たスーパーガール・バッドマン・フラッシュなど、スーパーヒーローたちが目白押しなので、ヒーロー映画好きの方であれば、オススメの映画ですね。
ただし、バリーの母親が殺害されて、過去を戻そうとするのは、リアリティーがありすぎて、家族で一緒に見るのは、少し注意したほうが良いです。
スーパーガールが活躍するシーンが多かったので、男性だけではなく、女性も見ても悪くはないでしょう。
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『ザ・フラッシュ』の残念な所
バリーが、高速で動いていくシーンでは、スローモーションのような映像が流れていて、あまり迫力が感じられませんでした。
それにひきかえ、序盤のバッドマンのほうが、迫力があり、明らかにフラッシュよりもカッコよかったです。
もう少し、フラッシュも格好良いシーンを増やしてくれても良かったのにと思ってしまうのが、少し残念ですね。
映画『ザ・フラッシュ』の見所
バリーが、過去に戻り母親を救おうとしますが、結局は元に戻そうとします。きっと、どんなに辛い過去があっても、今の現状を受け入れて、未来を変える努力をしようと訴えたい映画なのでしょう。
バリーだけではなく、バッドマンやスーパーガールなどの活躍も見られるので、その辺りも今作の大きな見所ですね。