映画『忌怪島/きかいじま』で、金城リン(演:當真あみ)が、ある老人男性に入れ込むので、その理由について紹介します。
- 映画『忌怪島/きかいじま』のキャスト
- 映画『忌怪島/きかいじま』のストーリー
- 金城リン(當真あみ)が忌怪島で老人男性に入れ込む理由
- 『忌怪島/きかいじま』と他の映画を比較
- 映画『忌怪島/きかいじま』のまとめ
映画『忌怪島/きかいじま』のキャスト
日本のホラー映画『忌怪島/きかいじま』は、2023年6月16日に公開されました。
監督&脚本&制作
登場人物&俳優
- 片岡友彦(演:西畑大吾)天才的な頭脳で、バーチャル世界の完成を目指す
- 深澤未央(演:生駒里奈)気の強いプログラマー
- 山本春樹(演:平岡祐太)穏やかな性格をしたプログラマー
- 北島弘治(演:水石亜飛夢)口の悪いプログラマー
- 三浦葵(演:川添野愛)スキャンを担当しているプログラマー
- 井出文子(演:伊藤歩)チーフ脳科学者
- 園田環(演:山本美月)園田哲夫の娘
- 金城リン(演:當真あみ)島の女子中学生で呪いに巻き込まれていく
- 新納シゲル(演:笹野高史)シンセカイのメンバーの世話係
- 園田哲夫(演:大場泰正)シンセカイの被験者
- 南トキ(演:吉田妙子)ユタと呼ばれて、霊感が強い女性
- 肥後(演:なだぎ武)役場の職員
- 秋奈(演:大谷凜香)肥後の飲み仲間
- イマジョ(演:祷キララ)島民を恨む女性
映画『忌怪島/きかいじま』のストーリー
片岡友彦は、バーチャルな世界を作りあげようとしていて、井出文子にある島を紹介されていました。
ところが、島にたどりついて、シンセカイのメンバーたちと合流すると、ここにいるハズの井出文子がいなくて「あれ?井出さんは」と聞くと「そうか、聞いていなかったんですね」
これから、一緒に島ごとバーチャルな世界を作り上げる仲間たちは、井出文子が心不全で亡くなった事を知らされます。
片岡友彦は、違和感を抱いて、調べていくと、バーチャルな世界の被験者・園田哲夫も、井出文子と同じ時間に同じ病気で亡くなっていたのです。違う場所だったのに、なぜ、こんな事が起こったのか?
片岡友彦は、バーチャルカメラをかけて、井出文子の記憶のデータを見た時に、得体の知れない女が間近に迫っていた事から、ユタと呼ばれる霊感の強い女性に協力を求めます。
園田環は、父の哲夫がなぜ亡くなってしまったのか?それを解きあかそうとすると、恐ろしい顔をした女の霊が、バーチャルと現実の2つの世界を行き来するようになります。
南トキは「実はな、この島では昔、綺麗な若い女が、主人に暴行されてしまい、その主人の妻に嫉妬されて、拷問を受けた上に、赤い鳥居にはりつけにされて、海の立てられたんじゃ」
やがて、満潮になり、女は生き絶えて、やがて、そのイマジョの呪いによって、多くの冬眠が変死していったと教えられます。
イマジョは、海にある赤い鳥居を入り口にして、バーチャルと現実世界を行き来している上に、その鳥居を閉じる必要がありました。
しかし、多くの仲間たちが呪い越されてしまい、鳥居を閉じるのは、ひと筋縄には、いかなかったのです!
金城リン(當真あみ)が忌怪島で老人男性に入れ込む理由
新納シゲル(演:笹野高史)は、母親が今の多くの男性を誘惑して、深い関係に堕ちてしまい、島中の女たちから忌み嫌われて「イマジョ付き」とさげすまされていました。
それは、まるで、イマジョのようだという意味ですが、やがて、新納シゲルはイマジョの子供と言われるようになり、村八分ならぬ島八分にされてしまいます。
金城リン(演:當真あみ)は、そんな島のやり方を何となく察していた所があったので、女子中学生でありながら、老人男性の家に足繁くかよい、そっと食べ物を渡し続けていました。
クラスメートから「それって、偽善者っていうの」と嫌味を言われることもありましたが、何か自分がしてあげたいと思うようになったのは、島の風習への反発と、弱い者を助けたいという思いからだったと言えます。
『忌怪島/きかいじま』と他の映画を比較
映画『牛首村』も、清水崇監督が制作したものですが、今作はバーチャルという科学技術と、昔の風習から起きた呪いが混ざり合い、新たなホラー映画に仕上がっていました。
今作のほうは、少し合成が多くて、そこはもう少し『牛首村』みたいに、あまり合成を使わないで欲しかった感じはありましたね。
映画『忌怪島/きかいじま』のまとめ
忌怪島/きかいじまを見た感想について、詳しく解説します。
映画『忌怪島/きかいじま』のオススメ層
今作は、かなり刺激的な内容が多いので、あまりキッズ向けのホラー映画ではありませんね。
どちからといえば、大人向けのホラー映画なので、家族で一緒に見る場合には、少し刺激的な作品を子供に見せても良いのかどうか?その辺りをしっかりと考えた上で、今作は見たほうが良いです。
そして、イマジョが凄く理不尽な思いを味わってしまうので、女性よりは男性のほうが、見やすい映画ですね。
- 女性:⭐️⭐️
- 男性:⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『忌怪島/きかいじま』の残念な所
イマジョが、主人に暴行されてしまった上に、主人の妻によって拷問にされてしまい、ホラー映画あるあるな内容だなぁと思ってしまいました。
しかも、村八分にされた者によって、呪いが生まれてしまうのも、ありきたりな感じもしたので、そこはあまり目新しいものがなくて、そのあたりは残念な所です。
映画『忌怪島/きかいじま』の見所
バーチャルカメラをかけて、潮の香りを感じられるほど、リアリティーのあるバーチャルな世界を体験できるようになりますが、そこで幽霊が出現するのは、なかなか面白い内容でした。
やがて、バーチャルな世界と、現実の世界の両方で、イマジョが出るようになり、襲われていくのも見応えがありました。
さらに、若手女優で有望な當真あみさんが、金城リン役として出演したのも大きな見所でしたね。