映画『君は放課後インソムニア』では、森七菜さんたちによる7つの名言があったので、詳しく紹介します。
- 映画『君は放課後インソムニア』のキャスト
- 映画『君は放課後インソムニア』のストーリー
- 『森七菜たちの名言を7つまで紹介』
- 『君は放課後インソムニア』と他の映画を比較
- 映画『君は放課後インソムニア』のまとめ
映画『君は放課後インソムニア』のキャスト
日本の恋愛映画『君は放課後インソムニア』は、2023年6月23日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- 中見丸太(演:奥平大兼)母親が原因で不眠症になる少年
- 曲伊咲(演:森七菜)病弱で不眠症にも悩む少女
- 倉敷兎子(演:桜井ユキ)天文部の顧問
- 白丸結(演:萩原みのり)天文部のOG
- 受川太鳳(演:上村海成) 中見丸太の親友
- 蟹川モトコ(演:永瀬莉子)中見丸太を敵視する女子
- 穴水かなみ(演:安斉星来)ソフトボール部の女子
- 野々三奈(演:川﨑帆々花)美術部の女子
- 曲早矢(演:工藤遥)曲伊咲の姉
- 伊咲の父親(演:斉藤陽一郎)中見丸太を問い詰める男性
映画『君は放課後インソムニア』のストーリー
中見丸太は、夜になっても眠れなくて、学校の授業になると眠くて眠くて仕方ありませんでした。
放課後になり、女子たちが掃除をしている間でも、隅っこで眠り続けてしまうので、蟹川モトコから「ちょっと、中見!そんな所で寝ていないで、脚立を持ってきてよ」
「なんで、俺が?」と反論しても、全く聞き入れてもらえず、仕方なく、天文台室まで行って、脚立を探しに行く事になってしまいました。
ところが、電気を付けていない状況で、曲伊咲が眠っていて「うわぁ!」と驚いてしまいます。
『なんで、こんな所に?』と戸惑っていたら、曲伊咲も不眠症で悩んでいる事を知って、二人は意気投合していき、この天文台室を使って、放課後に寝ようとします。
しかし、廃部になってしまった天文部の元顧問の倉敷兎子に見つかってしまい「もしも、天文部を立ち上げて使うなら、目をつむる」と言われて、二人は天文部の活動をしていく事になりました。
OGの白丸結に、星空を撮影する方法や、天文部の活動の仕方などを教わっていきますが、曲伊咲に淡い恋心を抱いている事を見抜かれてしまい「不純だ」と呆れられてしまいます。
曲伊咲は、星空を撮影して、コンテストの入賞を取るために、曲伊咲の親に挨拶をして、一緒に合宿させてくださいとお願いをします。
母親は「分かりました。ただし、早矢が同伴するのであれば」と許可してくれますが、合宿中に、姉の早矢は彼氏の家へ泊まるために別行動してしまうのです。
運が悪く、その事が親にバレてしまいますが、中見丸太は曲伊咲を連れて、密かに星空を撮影しますが、彼女は幼い頃に心臓の手術をした事もあって、いきなり具合を悪くしてしまうのです!
『森七菜たちの名言を7つまで紹介』
森七菜さんたちによる7つの名言は、以下の通りです。
怒りのピークは6秒
中見丸太は不眠症に悩んでいても、それで保健室に行ったら、自分が普通でない事を認めたようで嫌でした。
そのため、保健室にいた倉敷兎子から声をかけられると、イライラしてしまい反抗的な事を言ってしまいますが「怒りのピークは、6秒だ。それを過ぎたら落ち着いていく」とさとされます。
楽しくても辛くても朝は来る
不眠症にとっては、夜は長くて辛いものですが、中見丸太と曲伊咲たちは、同じ悩みを持つ相手を見つけた事で、だいぶ気持ちが楽になりました。
やがて「楽しくても辛くても朝は来る」と思えるようになったので、何か嫌な事があったら、この言葉を思い出してみるのも悪くはないでしょう。
大抵の事は自分の力が及ばない所で決まっている
中見丸太は、天文部の活動を始めますが、予想外の事が起きて、なんでいつも上手くいかないんだと絶望してしまいます。
しかし、倉敷兎子から「大抵の事は自分の力が及ばない所で決まっている」と、さとされて、少しでも前向きになり、自分がやれる事をやろうと行動を起こしていきます。
聞こえる私の心臓の音
中見丸太は「自分は不完全な男なんだ」と自暴自棄になりそうになったら、曲伊咲(森七菜)は自分の胸を押し付けてきて、腕で優しく抱きしめながら「聞こえる、私の心臓の音」と語りかけます。
かつて、子供の時に病弱で、心臓の手術をした事により、心室と呼ばれる血液を送る部分が2つではなくて1つしかありませんでした。
自分は、そんな不完全な体をしているんだよ?と教えるのと同時に、自分は君とこうしているだけでもドキドキできていると伝えたかったのでしょう。
この映画における最大の名言であり、最大の見所ですね。もしも、付き合ったばかりの恋人と距離を縮められない時は、試してみる価値はあるかもしれません。
ときめきでシャッターを押す
白丸結は、後輩の中見丸太に「ときめきで、シャッターを押す」と教えてあげますが、写真を撮影する動機が、曲伊咲(森七菜)に恋していた事を知って「不純だ」とつぶやいてしまいます。
人に言った事は忘れるが人に言われた事は覚えている
曲伊咲(森七菜)たちは、大人から「人に言った事は忘れるが、人に言われた事は覚えている」と教えられますが、これはイジメでも同じ事が言えますね。
これは感情が大きく影響していて、さりげない言葉であっても、言われた相手は覚えているものなので、注意したい所です。
努力と運は写真に写らない
白丸結は、中見丸太が撮影した見事な出来栄えに「努力と運は写真に写らない」と言って、写真には結果だけが残るとつぶやきます。
綺麗な被写体と出会ったほうが良い写真が撮れるように見えるので、写真に運が写るように見えますが、写真撮影の奥の深さを思い知らされる名言ですね。
『君は放課後インソムニア』と他の映画を比較
映画『天地明察』でも、天文を題材にしていますが、歴史を大きく変える作品なので、恋愛というよりも、歴史にスポットを当てた作品です。
それでも、今作を見て天文の映画を見たくなった方は、昔に天文に生きた人物が描かれている『天地明察』を見てみるのも悪くはないでしょう。
映画『君は放課後インソムニア』のまとめ
君は放課後インソムニアを見た感想について、詳しく解説します。
映画『君は放課後インソムニア』のオススメ層
中見丸太と曲伊咲たちが、同じ不眠という悩みを共有して、天文台室で、恋と希望を抱いて、前向きに生きようとします。
そのため、学生だけではなく、不眠症に悩む方たちにオススメの映画ですね。
- 天文に興味がある方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 不眠症の方:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『君は放課後インソムニア』の残念な所
中見丸太が、曲伊咲と愛を育んでいったのに、彼女が具合を悪くしてしまい、曲伊の親から、娘と会わないように注意されてしまいます。
しかし、このような事になったのは、曲伊咲の姉にも少し責任があるので、中見丸太が全て悪いように言うのは、少し残念な所でした。
映画『君は放課後インソムニア』の見所
森七菜さんは、病弱なヒロインを演じる機会が多いだけあって、こういった役は凄く上手ですね。
ただし、腕を広げて、彼氏を元気付けようとするシーンは、少しワザとらしい感じがしました。
森七菜さんは演技力が高い方なので、あえて恥じらう女子を演じるために、少し下手なように演じたのかもしれません。
そういった色々な森七菜さんの表情や仕草を見られるのが、この映画の見所ですし、写真撮影に関連する名言が多く出てくるのも良かったですね。