映画『SAND LAND』では、ので、ラオがゼウ大将軍を信頼して、罪もないピッチ人に対して、砲撃してしまい、多くのピッチ人を始末してしまいました。
ラオは、ゼウ大将軍を毛嫌いしていたのに、なぜ、そこまで簡単に信頼してしまったのか?その理由を3つまで紹介しています。
- 映画『サンドランド(SAND LAND)』のキャスト
- 映画『サンドランド(SAND LAND)』のストーリー
- 『ラオがゼウ大将軍を信頼してピッチ人を始末した3つの理由』
- 『サンドランド(SAND LAND)』と他の映画を比較
- 映画『サンドランド(SAND LAND)』のまとめ
映画『サンドランド(SAND LAND)』のキャスト
日本の2Dアニメ映画『SAND LAND』は、2023年8月18日に公開されました。
監督&脚本&原作&主題歌
登場人物&声優
- ベルゼブブ(声:田村睦心)悪魔の王子
- ラオ(声:山路和弘)伝説の泉を探す保安官
- サタン(声:大塚明夫)ベルゼブブの父であり、大魔王
- シーフ(声:チョー)ベルゼブブにお供する魔物
- ゼウ大将軍(声:飛田展男)国王軍の大将軍にして、冷酷非情な男
- アレ将軍(声:鶴岡聡)ゼウ大将軍に次ぐ地位がある軍人
- スイマーズ・パパ(声:杉田智和)悪党一家スマーズのパパ
映画『サンドランド(SAND LAND)』のストーリー
砂漠が広がる国では、水が枯渇していて、多くの村人たちが「もう水がない、家畜にあげる水もない」「私たちの家なんて、人間が飲む水すら無くなってきているよ」
保安官のラオは、そんな村人たちを見かねて伝説の泉を見つけ出そうとしますが、最近になって、村に住む少年に水を分けてくれた悪魔の話を聞きます。
ラオは、魔物たちがうウジャウジャいる所まで行き「私と共に、泉を探しに行ってくれないか?もし見つけられたら、人間と魔物で分け合おう」と叫びます。
悪魔の王子ベルゼブブは『どうしようかな』と悩みますが、泉を分け合うだけではなく、ゲーム機までくれるというので、父親のサタン大魔王にかけ合う事にしました。
サタンは「あの人間には、興味がある。手伝ってやれ。ただし、ゲームは1日1時間だぞ」
こうして、ラオは、ベルゼブブと、そのお供をする魔物シーフの3人で泉を探し出す旅に出かける事にします。
長い旅を続ける中で、野宿をする事になったら、シーフは「かつて人間は、かなり悪い事をした。ピッチ人が水を作る機械を作っていたのに、人間がそれを皆殺しにした」
ラオは「そんなバカな!ピッチ人は、危ない兵器を作っているから、攻撃されたのだぞ」「お前は、そんな話を本当に信じているのか?」
実は、ラオは元国王軍のシバ将軍として活躍していた事があり、ゼウ大将軍の命令のもと、ピッチ人にたしいて砲撃を許可して、多くの部下を失いながらも、多くのピッチ人が命を落としてしまった事があったのです。
ラオは「あの時、砲撃を許可したのは俺だ」とうなだれてしまうので、ベルゼブブやシーフたちは「いやいや、お前は何も知らなくて、した事なんだろう?」
二人に励まされますが、こんなに落胆して、本当に伝説の泉を見つけられるのでしょうか?
『ラオがゼウ大将軍を信頼してピッチ人を始末した3つの理由』
シバ将軍(ラオ)は、かつて、ゼウ大将軍は、冷酷非情でいけすかない上官だと思っていました。
それでも、ゼウ大将軍の言葉を簡単に信じて、ピッチ人に対して砲撃を許可して、多くのピッチ人が命を落としてしまいました。
シバ将軍が、いけすかない上官の言葉を信じた理由は、以下の3つが考えられます。
- 国に危機が迫っていると考えて、悩んでいる時間が無かった所
- いけすかない上官でも、そこまでの嘘はつかないだろうと思った為
- 当時は偏見を持ってしまう所があって、ピッチ人を信用できなかった為
ラオは、悪魔と恐れられていたベルゼブブが、思ったよりも透明な心を持っていた事に驚き、今までのように偏見を持たないように改心しました。
言い換えれば、今までは偏見を持っていたとも言えるので、ピッチ人に偏見を持ってしまい、軍人として国を守るために砲撃を許可してしまいました。
さらに、いくらゼウ大将軍でも、水を高値で売って私腹をこやすために、そこまでの嘘はつかないだろうと思って、簡単に信用してしまったのでしょう。
『サンドランド(SAND LAND)』と他の映画を比較
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』も、漫画家・鳥山明さんの原作から映画化したものです。
上映されたのが、2022年6月11日だったので、あれから、もう1年以上は経ったとは、早いものですね。
原作の知名度で言えば、圧倒的にドラゴンボールのほうが上ですが、SAND LANDも鳥山明監督らしい描き方になっているので、鳥山明ワールドが好きな方には、おすすめの映画になっています。
リアルな戦闘シーンが見たいのであれば、ドラゴンボールのほうがオススメですが、SAND LANDの誰が一番の悪魔なのか?それを問うストーリー性は見応えがありますね。
映画『サンドランド(SAND LAND)』のまとめ
SAND LANDを見た感想について、詳しく解説します。
映画『サンドランド(SAND LAND)』のオススメ層
サンドランド(SAND LAND)では、鳥山明監督らしい作風のキャラクターが出てくるので、サンドランドファンだけではなくて、ドラゴンボールファンの中年層にもオススメの映画です。
さらに、本当の悪魔は、人間なのかどうか?その追求も見応えのあるストーリーになっているので、大人が見ても楽しめる映画ですね。
- 鳥山明ファン:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『サンドランド(SAND LAND)』の残念な所
ラオが、将軍時代の頃に、上官の言葉を信じて、ピッチ人に砲撃許可したのは、少し残念な所でしたね。
今の時代に、2Dで描くアニメには、批判がつきもので、それについては賛否両論あるかと思うので、残念に感じる方もいるでしょう。
しかし、あの作風こそ、鳥山明監督らしい所であり、ファンにとっては嬉しい所と言えます。
映画『サンドランド(SAND LAND)』の見所
アレ将軍が、ラオたちを追いかけ回しますが、自分の父親がシバ将軍のもとで活躍していた話は、なにやら感慨深いものがありました。
ラオが、上官の言葉を信じてしまったのは残念な所でしたが、悪魔と関わる事で、偏見を捨てていくのは、この映画の大きな見所と言えますね。