AITO(望月歩)が目黒澪だけに恋した理由を解説!映画『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』

映画『妖怪シェアハウス』では、AITO(望月歩)が、新世界を作り上げようとしますが、なぜか目黒澪にだけ恋してしまうので、その理由について紹介します。

映画『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』のキャスト

日本のホラーコメディ映画『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』は、2022年6月17日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

  • 目黒澪(演:小芝風花)妖怪とシェアハウスする人間の女性
  • 四谷伊和(演:松本まりか)目黒澪を助けてきた、お岩さん
  • 酒井涼(演:毎熊克哉)少し言い方がキツイ酒呑童子
  • 沼田飛世(演:大倉孝二)冷静な性格をした、ぬらりひょん
  • 和良部詩子(演:池谷のぶえ)料理が得意な座敷わらし
  • 佐藤周(演:池田成志)閻魔寺の住職にして、意外な正体を隠す
  • 佐藤満(演:豊田裕大)佐藤周の息子で、近所の交番の巡査
  • お菊(演:佐津川愛美)四谷伊和の仲の良い妖怪
  • 川辺雄介-河童(演:小久保寿人)墓地で襲われる妖怪
  • アマビエ(演:片桐仁)謎の予言をして失踪する妖怪
  • 山姥(演:⻑井短)山姥なのに、なぜかギャルになっている妖怪
  • 笹原小梅(演:井頭愛海)目黒澪のアルバイト仲間
  • 白鳥芽衣(演:尾碕真花)IT企業に勤めるお嬢様秘書
  • 笹原小梅(演:井頭愛海)目黒澪がバイト先で知り合った人間の女性
  • 小暮梢(武田梨奈)合同セミナー合宿を進める女性
  • 黒原光一(演:六角精児)目黒澪の執筆作品のドラマ化を目指す人物
  • 上竜樹(演:安井順平)スパルタ指導する上司
  • AITO(演:望月歩)優秀な数学者

主題歌

日本のホラーコメディ映画『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』の主題歌は、ayahoさんの『アミ feat.和ぬか』です。

映画『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』のストーリー

目黒澪は、会社で企画書を出しても、上竜樹から「昭和臭い、ボツ。こんな古臭い感覚で作家やれると思っているのか?」と言われてしまい、落ち込んでしまいます。

ところが、カフェで若い女性たちが盛り上がっている所に、恋愛に関する企画書を見せてみたら「おばさん、今はAIと恋愛する時代だよ」と笑われてしまいます。

最初は、AIと恋愛するなんて…と思っていましたが、実際にAI恋人アプリを試してみたら、可愛らしい男の子から励まされて、すっかりAIにのめり込んでいきました。

仕事で、数学者のAITOに取材する事になりますが、そこで見た者こそ、AI恋人アプリで励ましてくれていた男性にソックリで驚いてしまいます。目黒澪は、AITOにアプリを見せたら「本当だ、僕にソックリ」とすぐに意気投合します。

目黒澪は、AITOを妖怪シェアハウスまで連れて行きますが、この数学者は、実は新種の妖怪であり、多くの妖怪たちを闇落ちさせていきました。四谷伊和も毒牙にかかり、闇落ちしてしまい、四谷怪談の悲劇を無限ループしてしまいます。

闇落ちした四谷伊和は、目黒澪が夫である伊右衛門を奪った、あの憎っくき、お梅に見えて「おのれぇ、お梅ぇ」と迫ってしまいます。。

AITOは、四谷伊和を斬り捨てようとしますが、目黒澪が「お岩さんは、私を今まで守ってきてくれた心の綺麗な妖怪さんなんです」と体を張って守ったら、気がついたら、目黒澪たちは再び妖怪シェアハウスに戻っていました。

閻魔大王は「あのAITOは新種の妖怪で、人間の欲望を全て削ぎ落として、妖怪を全滅させて新世界を作り上げようとしている。妖怪と人間の狭間である、お前しか託す者がいない」と、目黒澪にAITOを始末するように命じます。

はたして目黒澪はAITOの暴走を止められるのでしょうか?

『AITO(望月歩)が目黒澪だけに恋した理由を解説』

AITO(望月歩)は、表面上は数学者でしたが、その正体は『ネオゴースト』であり、デジタルの世界で人間の情念が集まって出来た妖怪でした。

恋愛アプリで、それぞれの女性に合った姿に変えて、アプリに夢中にさせてしまい、人間は我欲を捨てて、妖怪でさえ惚れ込んでいきました。

しかも、邪魔となる妖怪は闇落ちさせて始末していきましたが、なぜか目黒澪にだけ恋をしてしまい、自らの心臓をツノで刺すように促してしまいます。

目黒澪にだけ恋してしまったのは、他の女性たちはアプリに夢中になったり、闇落ちしたりしたのに、目黒澪だけが自分の欲ではなく妖怪のために体を張って止めたからでしょう。

その美しい心に、納得できないと思っても、次第に惹かれるようになって目黒澪だけに恋をしてしまって『目黒澪は妖怪を守って、人間の欲望や感情が残る事を目指しているなら、自分は命を落としても良い』と思ったハズです。

実際に、妖怪や人間たちを守るには、そのように仕向けたAITOが死ぬしか方法がなかったので、愛する女性のために、自ら死のうとしたのでしょう。

『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』と他の映画を比較

妖怪をテーマにした映画はあまり多くありませんが、映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』では、一色正和(演:堺雅人)が、妻の一色亜紀子(演:高畑充希)と一緒に、多くの妖怪たちがいる鎌倉で一緒に生活していました。

しかし、一色亜紀子に恋をした妖怪の仕業によって、妻が早く亡くなってしまったので、一色正和が冥土に行ってまで愛する妻を救出しようとします。

妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-ほどの怖さはありませんが、妖怪をテーマにした数少ない映画なので、妖怪に興味がある方はどちらとも見ておく事をオススメします。

www.akira-movies-drama.com

ドラマ『妖怪シェアハウス』シリーズ

www.akira-movies-drama.com妖怪シェアハウスは、ホラーコメディドラマとして、多くの視聴者から愛された作品です。

第1シリーズでは、目黒澪が彼氏にお金を騙し取られて、借金取りにも追われてしまい、どん底生活でした。それを見かねたお岩-四谷伊和(演:松本まりか)が、妖怪シェアハウスにかくまってしまいます。

他の妖怪たちが「人間をここに入れるのは掟破りだぞ」と反対してしまいますが、その反対を押し切ってまで、守ってくれたので、今作の映画で、目黒澪は命がけで、お岩を守ったのでしょう。

www.akira-movies-drama.com目黒澪は、作家になるために編集者へ就職しようとしますが、そこで上竜樹(演:安井順平)から、スパルタ指導されてしまいます。

ところが、この上竜樹も実は妖怪であり、この会社にいる者たちの多くが妖怪でした。

目黒澪は、膨大な仕事を押し付けられてしまって、疲労困憊になってしまいますが、ここでも一緒にシェアハウスしている妖怪たちに助けられながら、たくましく成長していきます。

映画『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』のまとめ

引用:https://youkai-movie2022.jp/

妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-を見た感想について、詳しく解説します。

映画『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』のオススメ層

妖怪をテーマにした映画なので、怖いシーンは結構ありましたが、コメディな所もあるので、家族そろって一緒に見える映画として、オススメですね。

ドラマでは、怖さが足りなかったので『ホラーとしてはちょっと』という所がありましたが、映画では十分すぎるほど怖い所があって、満足できる作品でした。

  • ファミリー層:⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画館の状況

ホラーとコメディをミックスした映画という事もあって、観客の年齢層はバラバラでしたね。それでも、思ったよりもファミリー層が少なかったのは意外でした。

  • ファミリー層:⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️

映画『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』の残念な所

ホラーゴーストが登場するのは良いとして、あまりにも現代版の妖怪という感じがして、もう少し新しい妖怪も出して欲しかったなぁと思ってしまいました。

それでも、今までドラマで足りないと思っていた怖さがだいぶパワーアップしていたので、不満に感じる所があまりない作品でした。

映画『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』の見所

目黒澪がお岩の姿となり、髪の毛をむしり取られ「伊右衛門さまぁ……お梅ぇ、おのれぇ」と何度も呪いの言葉をかけるシーンは、迫力十分で良かったですね。

しかも、四谷伊和が「最近の人間は人に裏切られて呪い殺す気概がないのよ」と草食化した事に文句を言いますが、ぬらりひょんから「お前はちょっと、やりすぎだがのぅ」と突っ込む所は、なかなか面白かったです。

このあたりは、しっかりとコメディ色を残していて、妖怪シェアハウスらしかったですね。